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「手抜き」とは、一般的には「手抜き工事」に代表されるように、
してよいものではありません。 しかし、囲碁の醍醐味は、この「手抜き」にあります。 「手抜き」とは、相手の打った手(着手)に対して、応答しない(無視して)で、 他の箇所に打つこと。 相手が「どうだ」、と打った手を、 そんなところは興味なし、それよりこっちが大事じゃないの、とばかりに 違うところへ打つわけです。 囲碁は、将棋などと違い、王を取られたら負けなど、 一瞬で勝敗を決することはありませんので、 原則、すべての着手に、「手抜き」の選択肢があります。 相手が、「君の石を取るよ」に対して、「取れば」があるわけです。 そして、「手抜き」をして、対局が進んでいくと、 局面(まわりの状況)が変化してきます。 その変化を踏まえて、先ほどの相手の着手に応える。 高等技術ではありますが、これは経営に生かせます。 経営者には、決断力が必要といわれますが、 なにもすぐに白黒つけるのが決断ではありません。 灰色のまま、周囲の環境が変化するのを待つのも、決断です。 そして、決断力をつけるには、判断力を養うのが重要だと思います。 自分の中に一本芯の通った判断基準をお持ちの経営者の方は、 とても決断が早いように思います。 そして「手抜き」も上手に使われているようです。 こちらの話に興味なかったと思った方から、半年後くらいに連絡があったり、 そのときは、「手抜き」という決断をされたのでしょうね。
by eiji_harada
| 2005-01-26 13:42
| 経営と囲碁
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